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現在相場考察

8ヶ月ぶりの値動き、アクアノート5167/1A-001

2023年3月20日更新
パテックフィリップのアクアノート5167/1A-001について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年7月の安値と2023年3月の安値を比較し現在相場を考察。この0年8ヶ月での変動は¥-482,000だった。

アクアノート 5167/1A-001についての考察(2023年3月)

2022年の7月に800万円を切るぐらいの水準となってから、しばらく動かない様子があった現行アクアノート5167/1A-001

しかし今、5167/1A-0018ヶ月ぶりの値動きを見せている状態となっています。

久々の値動きといっても、5167/1A-001は今回「値下がり」という動きをしたわけで、現在水準は約749万円という状態。

2022年7月水準に対して約48万円の下落という様子であります。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年7月
の安値
2023年3月
の安値
変動額 残価率
パテックフィリップ
アクアノート
5167/1A-001
中古 0年
8ヶ月
¥7,980,000 ¥7,498,000 -482,000 93.96%

この8ヶ月間、アクアノートが値動きしなかった一方で、ノーチラス5711/1Aは“さらなる下落”という様子になっていました。

そして、現在の5711/1A青文字盤水準は、2021年2月頃と同水準といった様子。

それに対して、このアクアノート5167/1A-001はどうかというと、『2021年12月水準よりも高値、2022年1月水準よりは安い』といったところで、2021年2月頃(440万円前後)と比べると“数百万円高”という価格帯をキープしています。

このような観点で見ると、「アクアノートは強い(下落しづらい)」といえる一方、「ノーチラスのお得感が強い」ともいえます。

ただ、ノーチラス5711/1Aは生産終了状態となっている一方、このアクアノート5167/1A-001は現在でも現行モデル。

ノーチラス5711/1Aが登場したのは2006年、アクアノート5167は2008年の登場であるため、アクアノート5167/1A-001が近い将来生産終了となったならば、2021年のノーチラスのような動きになる可能性もありえないわけではないと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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