2022年4月頃から「値下がり」する腕時計が徐々に増えたわけですが、そういった状態が1年近く続いているため、多くのモデルは、このところ値下がり状態という印象になります。
しかしながら、そういった状況下で「値下がり」とは無縁ともいえる人気モデルが存在。
それが、デイトナビーチであります。
デイトナビーチは、デイトナが一斉モデルチェンジした2000年に登場した特殊モデルで、青、緑、黄、ピンクの4色が存在。当時のiMacのようなカラーリングが可愛いといえますが、相場は“可愛い”とはいえないほど高く、近年では更に値上がり気味となっています。
そういったデイトナビーチの中で、この頃最も高値となっているのが「青」であり、前回お伝えした2021年8月時点で998万円に達していました。
そんなデイトナビーチの青でありますが、現在水準はどうなっているかというと、なんと1500万円。
2021年8月水準に対して、502万円もの値上がり状態となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年8月 の安値 |
2023年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイトナビーチ 青 116519 |
中古 | 1年 7ヶ月 |
¥9,980,000 | ¥15,000,000 | 5,020,000 | 150.30% |
なお、他のデイトナビーチはどうかというと、
となっており、現在「黄色」は無い様子です。
「緑」の2021年10月水準は726万円だったわけですが、現在水準は約993万円。「青」ほどの上昇ではないものの、「緑」も2021年10月水準に対して約276万円高という状況です。
このところ、人気モデルは値下がりした結果、2021年夏水準並といった様子が見られるようになってきましたが、デイトナビーチについては2021年夏、秋といった時期と比べても「数百万円高」という状態であるわけです。