本来、5711/1Aよりも5712/1A-001のほうが高い価格であるわけですが、中古相場が逆転するという現象は2018年頃から見られます。
ただ、時期によっては5712/1A-001の中古相場のほうが高いときもあるため、5711/1Aと5712/1Aは、これまで何度も価格序列が入れ替わってきたといえます。
そして現在は、冒頭の通り、5712/1A-001のほうが5711/1Aよりも100万円程度安価となっている状態です。
5711/1Aの青文字盤の現在水準は、2年前、すなわち2021年春頃水準を下回っているため、同じ青文字盤の5712/1A-001が、5711よりもさらに100万円安いというのはなんとなくお得感があるように思えるといえます。
ただ、5712/1A-001の2年前水準(2021年2月)は約1019万円だったため、実は現在水準は2年前を下回っているというわけではありません。
とはいえ、2021年12月に5712/1A-001は1518万円となっていたため、それと比べると現在の1265万円は253万円安という状態。
また、2022年1月には2288万円にまで達していたため、それと比べると5712/1A-001の現在水準は1023万円も安価ということになります。
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