今年、2023年の新作発表で一斉モデルチェンジが実施されたデイトナ。
今回のモデルチェンジでの変化は、ムーブメントと文字盤デザインの変更が主といったところですが、特に文字盤は16520等、エルプリ世代風になったのが興味深いといえます。
その結果、SSやコンビ等は昔見たような雰囲気に戻ったといえるわけで、特にコンビのシャンパン文字盤は、インダイヤルが黒ということから、16523と瓜二つといった感覚になります。
その一方で、プラチナのアイスブルーは、デビューが2013年と新しく、エルプリ世代に「アイスブルー文字盤」が無かったことから、新鮮さを感じるかと思います。
また、新型のプラチナモデルには、オイスター系ロレックスとしては初の“裏スケ”が採用されているわけで、プラチナが最も話題性が強い新型デイトナといえるでしょう。
そういった意味で、プラチナモデルへの関心は新型に向いているといえ、生産終了になった116506系は、そこまでの評価となっていない可能性があります。
しかし116506Aは、生産終了発覚後に高くなっている様子があるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年3月 の安値 |
2023年4月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 116506A |
中古 | 0年 1ヶ月 |
¥18,128,000 | ¥19,000,000 | 872,000 | 104.81% |
新作発表直後の記事でもお伝えしたように、デイトナのSSモデル、116500LNについては、生産終了発覚後に『特に大きな上昇』となっている様子がなく、現時点でもそういった様子は変わりありません。
しかし、プラチナの116506Aについては、生産終了発覚後に『上昇』の兆しがあるわけで、同じ大人気のステンレスとプラチナでも、このような差が生じているのが興味深いといえます。
なお、116506Aの現在ボトム価格は1900万円ですが、2番目に安価な個体はすでに2000万円以上となっているため、2000万円台回復もあり得るぐらいの勢いとなっています。