以前から「お得感があるモデル」としてお伝えしている、ヨットマスター2の116689。
お得感があるといっても、コンプリケーションのWGモデルという高級機種であるがゆえに、その中古相場は400万円台という価格帯であるわけですが、それでも「お得要素」が強いモデルだといえるのです。
その理由は、過去相場との比較で「伸びが弱い」という点だったり、他のK18スポーツモデルと比べて「相対的に高くない」いったところであります。
現在、WGのスポーツモデルは、
といった水準であるわけですが、この116689は約427万円で購入することができます。
116689は、レガッタクロノグラフを搭載する特殊モデルというだけあって、定価ベースの本来の価格序列では、上記WGモデルよりも“高いはず”なのですが、不思議と中古相場では最も安価なWGスポーツモデル(ブレスレット)というポジションに位置しています。
また、昨年4月時点で116689は「他と比べると弱い上昇」という感じだったわけですが、それから今にかけては、しっかりと下落。2022年から現在といえば、「急上昇⇒その後下落」という値動きが目立っていますが、116689の場合は「それほど値上がりしなかったのに⇒しっかり下落」というようになっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年4月 の安値 |
2023年4月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター2 116689 |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥4,785,000 | ¥4,276,800 | -508,200 | 89.38% |
なお、同じK18のヨットマスター2でもYGとなると、その序列は全く異なります。
現在、116688は約549万円という水準ですが、他は以下の通り。
同じ世代のサブマリーナ、デイトナ、GMTマスター2のYGモデルよりもヨットマスター2のほうが高いのです。
こういったことからも、やはりホワイトゴールドのヨットマスター2は、お得感があるといえるわけです。