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現在相場考察

シリーズ廃止後に上昇したが、ミルガウス116400白文字盤

2023年4月5日更新
ロレックスのミルガウス116400について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年1月の安値と2023年4月の安値を比較し現在相場を考察。この0年3ヶ月での変動は¥114,000だった。

ミルガウス 白文字盤 116400についての考察(2023年4月)

今回の新作発表のタイミングで、シリーズ廃止状態となったミルガウス

そうなったことにより、再び「幻のロレックス」に戻ったといえるわけですが、中古相場の反応は現状“そこまで”ではありません。

現在、6桁ミルガウスは上昇しているモデルとそうでないモデルに分かれており、その分類は以下の通りであります。

値上がりしている

  • 116400GV Zブルー
  • 116400
  • 値上がりしていない

  • 116400GV
  • 116400
  • ただ、Zブルー文字盤と白文字盤が「値上がり」といっても、実は2022年春頃のピーク水準には届かず、『2022年春の上昇⇒下落⇒回復』といったところであります。

    今回のミルガウスの場合、シリーズ廃止ということで反応したといえるため、「回復」という言葉は適しているとはいえないわけですが、「上昇」というには2022年春水準まで“程遠い”ため、あえて「回復」と表現してみました。

    本記事で参考とした中古腕時計

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    ロレックス ROLEX ミルガウス 116400 V番 ルーレット メンズ 腕時計 ホワイト 文字盤 オートマ 自動巻き ウォッチ Milgauss 90179480

    本記事の価格比較

    腕時計 状態 期間 2023年1月
    の安値
    2023年4月
    の安値
    変動額 残価率
    ロレックス
    ミルガウス
    白文字盤
    116400
    中古 0年
    3ヶ月
    ¥1,254,000 ¥1,368,000 114,000 109.09%

    この116400白文字盤は、今年1月に約125万円となっていたのですが、現在水準は約136万円というように、約11万円の回復となっています。

    では、この白文字盤の2022年春水準はどうだったかというと、2月に約217万円という状態でした。

    116400白文字盤は約217万円をピーク水準として、その後下落した結果、今年1月に約125万円となっていたわけで、そこから約11万円の上昇となっている現在でも、2022年2月の約217万円には程遠いといえる状態なのです。

    この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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