生産終了発覚直後の時点では“特に変わらない”という様子だったデイトナ116500LNの白文字盤。
今年は、3月28日にロレックスの新作が発表されましたが、翌日、3月29日時点の白文字盤水準は約417万円となっていました。
ちなみに、今年1月の白文字盤水準は約426万円だったため、生産終了発覚直後水準は“若干の値下がり”という状態だったわけです。
そんな白文字盤ですが、4月中旬の今になって上昇する様子を見せているのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年3月 の安値 |
2023年4月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 白文字盤 116500LN |
中古 | 0年 1ヶ月 |
¥4,178,000 | ¥4,488,000 | 310,000 | 107.42% |
現在、116500LN白文字盤のボトム価格は約448万円という水準となっており、3月29日時点と比較して31万円の上昇となっています。
この約448万円という水準は、2022年9月及び2021年4月水準と“ほぼ同じ”。116500LNは、2021年4月に生産終了の噂が流れ上昇した一方、そのときは生産終了とならなかったため、その後下落した経緯があります。
そして、2022年春の急上昇時には再度値上がり。その際、白文字盤は528万円といった様子をみせており、それがこれまでの白文字盤ピーク水準だといえるでしょう。
その後、多くの人気モデル同様、2022年春過ぎに116500LNは“値下がり傾向”となっていたわけですが、9月時点で白文字盤は441万円となっていました。
現在水準は、2022年春のピーク水準にまでは“遠い”ものの、生産終了の噂が流れ急上昇した2021年4月と同等というのが興味深いと思います。
116500LNは、今年本当に生産終了になったわけですが、2021年の「噂による値上がり時」と比べると、急上昇具合はまだ弱いといえる側面があります。
そして、黒文字盤については、現時点でボトム価格が約357万円となっており、2022年12月水準とほぼ変わらない様子。
生産終了発覚から4週間近くが経過した今、同じ116500LNでも白文字盤は反応が見られるようになった一方、黒文字盤は“変わっていない”という状態なのです。