近頃、サントスガルベが値上がりしている様子があります。
前回はコンビモデルの様子をお伝えしましたが、2020年7月⇒現在で2倍という状態が見られました。
サントスガルベには、いくつかの世代がありますが、2005年に出た「XL」か“それ以外”というように判断すれば分かりやすいといえます。
XL以外のサントスガルベとしては、LM(男性用サイズ)、MM、SMといったサイズがあり、LMにはクォーツと自動巻仕様が存在。
2022年より前においては、LMの自動巻のSSというサントスガルベは、だいたい24万円程度で購入可能といえたわけです。
今回紹介するのは、文字盤がアプライド仕様の限定モデル、W20040D6でありますが、限定モデルといっても2019年時点では約24万円と、一般的なLM自動巻SSサントスガルベと同水準といったところでした。
そんなW20040D6ですが、現在水準はどうなっているかというと、なんと約41万円。
過去相場と比較して、実に16万円ほどの上昇となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2019年5月 の安値 |
2023年4月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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カルティエ
サントスガルベ W20040D6 |
中古 | 3年 11ヶ月 |
¥248,000 | ¥414,500 | 166,500 | 167.14% |
サントスガルベは、少なくとも2016年頃から相場が変わらないという状態が続いていました。
このサントスガルベに限らず、カルティエの中古相場は「長らく変わらない」というモデルが多かったといえますが、パシャCを皮切りに、2021年から変化するカルティエが増えています。
そして、サントスガルベは2022年の冬頃から大きな変化が見られるようになったわけですが、SSモデル(LM、自動巻)は今や40万円以上という水準に達してるわけです。