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現在相場考察

1年前とほぼ変わっていない、シードゥエラー126603

2023年4月19日更新
ロレックスのシードゥエラー126603について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年4月の安値と2023年4月の安値を比較し現在相場を考察。この1年0ヶ月での変動は¥-2,000だった。

シードゥエラー 126603についての考察(2023年4月)

2019年にシードゥエラー初のコンビモデルとして登場した126603

このモデルの様子を前回お伝えしたのは2022年4月ですが、その際は225万円という水準でした。

では、それからちょうど1年後の今、この126603はどういった状況かというと、その答えは224.8万円。1年前とわずか2000円の差という状態であります。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年4月
の安値
2023年4月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
シードゥエラー
126603
中古 1年
0ヶ月
¥2,250,000 ¥2,248,000 -2,000 99.91%

2022年4月⇒2023年4月の1年間において、126603ほぼ変わっていないわけですが、これをどう評価するかについてはきちんと考えなくてはいけないと思います。

というのも、通常の感覚であれば「1年間変わっていない」というのはあまり『優秀』という印象にはなりません。

しかし、2022年4月⇒現在という期間においては「急上昇⇒その後下落」というトレンドがあるわけで、今や2021年12月水準割れというモデルも珍しくありません。

また、ラグスポの一部などは2021年4月水準並といったケースもあるわけです。

そのようなことを考慮すると、126603の現在水準が2022年4月と同水準というのは、『優秀』という見方ができると思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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