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現在相場考察

回復状態から一転約79万円安、サブマリーナ116619LB

2023年4月26日更新
ロレックスのサブマリーナー116619LBについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年10月の安値と2023年4月の安値を比較し現在相場を考察。この6ヶ月での変動は79万2000円の値下がりだった。

サブマリーナ 16619LBについての考察(2023年4月)

116619LBは2022年2月、及び4月において、650万円台という価格帯に達していましたが、それをピークとしてその後は下落状態となっています。

7月には532万円という状態になっており、4月水準と比べると「約118万円の値下がり」だったわけです。

しかし、10月になると116619LBは回復。2022年10月といえば、ロイヤルオーク15400STなど、様々なモデルが『回復』という動きを見せていましたが、この116619LBは当時、約558万円となっていました。これは、7月水準に対して約26万円高ということになります。

そういった様子が見られた116619LBですが、2023年4月の今、相場は再びの値下がり状態

現在水準は約479万円となっているわけですが、これは2022年の“大幅上昇後”としては、最も安価といえる様子です。

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年10月
の安値
2023年4月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
16619LB
中古 0年
6ヶ月
¥5,588,000 ¥4,796,000 -792,000 85.83%

2022年10月にせっかく『回復』となった116619LBですが、現在水準は、それと比べて約79万円安という状態。

その結果、116619LBの現在水準は479万円となっているわけですが、これは2022年11月の468万円に近い状態だといえます。

116619LBは2022年の急上昇後の値下がり時において、上昇分が失われた、すなわち『上昇後に落ち着いた』ともいえる下落幅にとどまっていたわけですが、今では2022年11月並となってしまっているわけです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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