ノーチラスのコンプリケーションモデルである5712/1A-001は、5711/1Aが上昇した際、5711/1Aに抜かされる状態となることがあります。
本来、3針の5711/1Aよりも5712/1A-001のほうが高い価格帯であるわけですが、5711/1Aが上昇した際に「抜かされる」というのは珍しくありません。
けれども、5711/1Aは急上昇した後に「しばらく値動きしない」という様子を見せることがあり、そういったことが起こると5712/1A-001のほうが再び高くなる場合があります。
まして今、5711/1Aは青文字盤も白文字盤も2021年春水準と同程度といった状態。いずれも1300万円程度であります。
ただ、5712/1A-001は、2022年8月時点で1300万円台にまで下落。今年3月時点では1200万円台となっていました。
そのため、5711/1Aがいずれも1300万円程度となっていた近頃でも、相変わらず5712/1A-001のほうが安価だったわけです。
しかし、そんな5712/1A-001に今、大きな変化が発生。現在水準は、なんと1550万円となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年3月 の安値 |
2023年4月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
ノーチラス 5712/1A-001 |
中古 | 0年 1ヶ月 |
¥12,650,000 | ¥15,500,000 | 2,850,000 | 122.53% |
3月⇒現在において、5712/1A-001は285万円の上昇となっているわけですが、この期間において、何かしらの変化が5712/1A-001に起きたのではないかと感じられる動き方だと思います。
というのも、5712/1A-001が1200万円台⇒1500万円台となったのは、「たまたま安い個体が売り切れた」というわけではないのです。
実際、3月時点と現在とでは、同じお店が5712/1A-001を売っていますが、3月には1400万円以下で販売していたお店も含めて、現在1600万円以上という水準で売られているわけです。
また、今回記事で紹介した個体は1550万円ですが、それを除くと他の個体は1600万円以上という様子。
2022年春のピーク水準にまでは届かないものの、5712/1A-001は今、上昇傾向にある状態だと感じます。