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現在相場考察

上昇傾向にある状態、ノーチラス5712/1A-001

2023年5月1日更新
パテックフィリップのノーチラス5712/1A-001について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年3月の安値と2023年4月の安値を比較し現在相場を考察。この1ヶ月での変動は285万円の値上がりだった。

ノーチラス 5712/1A-001についての考察(2023年4月)

ノーチラスのコンプリケーションモデルである5712/1A-001は、5711/1Aが上昇した際、5711/1Aに抜かされる状態となることがあります。

本来、3針の5711/1Aよりも5712/1A-001のほうが高い価格帯であるわけですが、5711/1Aが上昇した際に「抜かされる」というのは珍しくありません。

けれども、5711/1Aは急上昇した後に「しばらく値動きしない」という様子を見せることがあり、そういったことが起こると5712/1A-001のほうが再び高くなる場合があります。

まして今、5711/1Aは青文字盤も白文字盤も2021年春水準と同程度といった状態。いずれも1300万円程度であります。

ただ、5712/1A-001は、2022年8月時点で1300万円台にまで下落。今年3月時点では1200万円台となっていました。

そのため、5711/1Aがいずれも1300万円程度となっていた近頃でも、相変わらず5712/1A-001のほうが安価だったわけです。

しかし、そんな5712/1A-001に今、大きな変化が発生。現在水準は、なんと1550万円となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年3月
の安値
2023年4月
の安値
変動額 残価率
パテックフィリップ
ノーチラス
5712/1A-001
中古 0年
1ヶ月
¥12,650,000 ¥15,500,000 2,850,000 122.53%

3月⇒現在において、5712/1A-001は285万円の上昇となっているわけですが、この期間において、何かしらの変化が5712/1A-001に起きたのではないかと感じられる動き方だと思います。

というのも、5712/1A-001が1200万円台⇒1500万円台となったのは、「たまたま安い個体が売り切れた」というわけではないのです。

実際、3月時点と現在とでは、同じお店が5712/1A-001を売っていますが、3月には1400万円以下で販売していたお店も含めて、現在1600万円以上という水準で売られているわけです。

また、今回記事で紹介した個体は1550万円ですが、それを除くと他の個体は1600万円以上という様子。

2022年春のピーク水準にまでは届かないものの、5712/1A-001は今、上昇傾向にある状態だと感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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