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現在相場考察

2023年になってから値動きせず、デイトナ116500LN黒文字盤

2023年5月7日更新
ロレックスのデイトナ116500LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年12月の安値と2023年5月の安値を比較し現在相場を考察。この0年5ヶ月での変動は¥-5,000だった。

デイトナ 黒文字盤 116500LNについての考察(2023年5月)

デイトナといえば、今年3月に一斉モデルチェンジ。その結果、SSモデルである116500LNが生産終了になったというニュースがあります。

しかし、そんな116500LNは「生産終了発覚時」において、決して値動きすることがありませんでした。

ただ、白文字盤については4月中旬時点で上昇する様子があり、その際“30万円程度の上昇”となっています。

それに対して黒文字盤はどうかというと、なんと現在でも「生産終了発覚前」とほぼ変わりません。

それどころか、黒文字盤の現在水準は去年の12月水準と全く変わらず。この5ヶ月間“変化なし”という状態が続いているのです。

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年12月
の安値
2023年5月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
黒文字盤
116500LN
中古 0年
5ヶ月
¥3,580,000 ¥3,575,000 -5,000 99.86%

去年の黒文字盤の値動きといえば、2月までが上昇、その後は下落という様子であるわけですが、8月時点で“回復”という動きを見せるなど、2・3ヶ月ごとで目立った変化をしていたといえます。

また、ロイヤルオーク15400STなど、多くのモデルが回復となった10月においても黒文字盤はしっかり回復していたわけで、相対的には“値動きする部類”だったわけです。

そんな黒文字盤でありますが、『生産終了』というビックキーワードが含まれるこの5ヶ月の間において、ほぼ値動きしていません

2022年まで値動きしていた黒文字盤が、2023年になってから値動きせずという状態であるわけですが、こういった沈黙状態は気になるといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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