SSデイトナのといえば、人気腕時計の頂点といった存在ですが、90年代後半の時計ブーム以降、そのモデルチェンジは3回ありました。
2000年(116520)、2016年(116500LN)、そして今年(126500LN)がそのタイミングであります。
しかし、興味深いことに、これまで「SSデイトナのモデルチェンジ時」には、生産終了が発覚した旧モデルが上昇するということは起きていないといえます。
実際、現在の116500LN黒文字盤水準は、生産終了が発覚する前(2022年12月)とほぼ同じ。生産終了というニュースによる相場変動は全く起きていないのです。
その一方で、同じSSデイトナでも116520については、近頃相場が動いている様子があります。
116520黒文字盤は2022年12月時点で約269万円となっていましたが、現在水準は約288万円。5ヶ月前よりも18万円ほど高くなっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年12月 の安値 |
2023年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 黒文字盤 116520 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥2,698,000 | ¥2,880,000 | 182,000 | 106.75% |
現在116500LN、16520に目立った動きはないといえるわけですが、そんな中116520だけが『上昇』となっているのは興味深いといえます。
なお、116520は2022年2月に358万円に達していたため、現在水準は『上昇』といっても、ピーク水準にまでは達していません。
とはいえ、他のSSデイトナが動いていない中、116520だけが動いたため、16520との差を縮める結果にはなっているといえます。