今年3月生産終了となった116500LNですが、「生産終了後に大きく動く」という様子は未だありません。
むしろ、黒文字盤については生産終了発覚前と現在水準がほぼ同じという状態。昨年12月頃から大きく変わっていないわけです。
その一方で白文字盤については、4月時点で「反応が見られるようになった」という様子が見られました。
その際、白文字盤は約448万円となっていたわけですが、生産終了発覚前時点では約417万円だったため、そこそこの値上がりとなっていたことになります。
しかし今、一旦値上がりした白文字盤がなんと下落。現在水準は、約427万円となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年4月 の安値 |
2023年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 白文字盤 116500LN |
中古 | 0年 1ヶ月 |
¥4,488,000 | ¥4,277,860 | -210,140 | 95.32% |
116500LN白文字盤は、2022年春に520万円台にまで達していたのですが、その後は下落。2023年3月時点では410万円台となっていたわけです。
そして生産終了発覚後に、白文字盤はやや上昇し440万円台となったわけですが、5月の今になって、再びの下落。その結果、白文字盤は420万円台という状態であるわけですが、こういった動き方は、生産終了が発覚した人気モデルとしては異例だといえるでしょう。
とはいえ、実は2016年において、生産終了発覚状態となった116520も、現在の116520同様不安定な様子が見られた時期があります。
そういった意味でSSデイトナは、「人気腕時計の王様」という印象がある一方、これまでの歴史では、意外にも「生産終了後は不安定」というのが、半ば当たり前といえる側面があるわけです。