去年の12月に1000万円割れとなったアクアノートの5164A-001。
2021年11月時点で5164A-001は、1000万円以上という水準に達したわけですから、2022年12月の「1000万円割れ」はインパクトがあったといえます。
しかし今、そんな5164A-001は回復。現在水準は1000万円台に戻っているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年12月 の安値 |
2023年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
アクアノート 5164A-001 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥9,800,000 | ¥10,778,680 | 978,680 | 109.99% |
このところの人気モデルの値動きをおさらいすると、「2022年春に急上昇⇒その後下落」となった後、2022年10月に一部モデルが「回復」。ただその後は再び「下落」に転じて今に至るといったところであります。
しかし今、この5164A-001に限らず「回復」となったモデルがそれなりに増えている印象。先日お伝えしたロイヤルオークのクロノグラフや、ロレックスのK18モデルなど、500万円以上といった価格帯のモデルにおいて、回復が見られる様子があります。
今「回復」となっているモデルのラインナップを見ると、なんだか2020年夏に「回復からの上昇」となったモデルと共通している感覚があります。
2020年夏以降といえば、“K18ロレックスやロイヤルオークなど、コロナ前まで目立たなかったモデルが目立って上昇”となった経緯があり、その後相場全体が上昇していく様子がありました。
とはいうものの、2022年10月のように、「一時的な回復」という場合もあります。
そういった意味で今回の「回復」は、どういうことになるのか、まだ判断が難しいと感じます。