2003年に登場した世代のデイトナメテオライト文字盤。これがデイトナにおけるメテオライト文字盤の元祖だといえるわけですが、近頃では、2021年に登場したバージョンのほうが「超短期間の製造だった」ということから、評価が高い様子があります。
メテオライト文字盤が初登場した2003年時点では、WGブレスレットモデルのデイトナが無かったため、ブレスレット版、すなわち116509のメテオライト文字盤バージョンは、2004年に登場。
2003年のメテオライト文字盤発表当初から、インパクトが強かったモデルである一方、ブレスレット版を望む声が多かったため、デビュー時から116509のメテオライト文字盤は「最も憧れのデイトナ」というポジションに位置していたといえます。
そんな116509メテオライト文字盤でありますが、2019年頃までは、2004年の“大人気モデル”という印象からすると、やや地味な値動きとなっていました。
116509メテオライト文字盤は、2020年10月時点でも390万円台で購入可能だったのです。
それが2022年になると、116509メテオライト文字盤は急上昇。5月水準は約902万円となっていたわけです。
そんな116509メテオライト文字盤でありますが、それから約1年が経過した今、その相場は726万円まで下落。
現在水準は、1年1ヶ月前と比べて174万円安という状態であります。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年5月 の安値 |
2023年6月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ メテオライト文字盤 116509 |
中古 | 1年 1ヶ月 |
¥9,020,000 | ¥7,280,000 | -1,740,000 | 80.71% |
今年といえば、デイトナの一斉モデルチェンジがありましたが、その結果、2021年に登場したメテオライト文字盤は、たったの2年で生産終了になってしまいました。
そのため、2021年登場版のメテオライトWGデイトナ(型番は同じ116509)は、現在2100万円という状態。
同じ116509でも、2004年版のこちらは2022年⇒2023年で値下がりとなっている一方、2021年版は超上昇という結果になってしまっているのです。
筆者としては、メテオライト文字盤は、2004年版のほうが個人的に好きであるため、値下がり状態の今、検討した1本だとこっそり思っています。