2016年まで20万円台前半という水準だったスピードマスターの3570.50。
これは、時計初心者からもコレクターからも愛されるという稀なモデルであります。
3570.50は人気モデルである一方、数が多いため、かつては「値動きはしない」という印象がありました。
しかし、2017年からはじわじわと値動きする傾向があるわけで、2018年には30万円台、2021年には40万円台という状態になっています。
上記の通り、30万円台⇒40万円台となるには3年程度の時間がかかっているわけですが、3570.50は、「価格ステージが変わった」というニュースの後は、しばらく値動きしない傾向があります。
そんな3570.50ですが、今年1月には久々の「上昇」を確認。当時の相場は、約45万円だったわけですが、これは『40万円台前半⇒中盤』という変化でありました。
そして今、3570.50は再び上昇。ABランク以上の現在ボトム価格は、なんと約49万円となっており、ついに50万円台に迫る状態となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年1月 の安値 |
2023年6月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オメガ
スピードマスター プロフェッショナル 3570.50 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥458,000 | ¥495,000 | 37,000 | 108.08% |
3570.50は2018年に30万円台、2021年に40万円台となったわけですが、もしも今年50万円台となったならば、その変化スピードが2年に短縮されたということになります。
ただ、こういった変化が見られたからといって、3570.50の値動きスピードが今後さらに早くなる可能性はそこまで高くないと思います。