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現在相場考察

2022年2月水準よりも高い状態、シーマスターアクアテラ231.10.42.21.03.004

2023年7月13日更新
オメガのシーマスター231.10.42.21.03.004について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年2月の安値と2023年7月の安値を比較し現在相場を考察。この1年5ヶ月での変動は¥30,000だった。

シーマスター アクアテラ 231.10.42.21.03.004についての考察(2023年7月)

オメガ限定モデルは評価される傾向がありますが、シーマスターの代表的なそれは「ジェームズボンド」だといえます。

ボンド限定モデルは、新作映画に合わせて用意される傾向があるため、いくつかのモデルが存在するわけですが、いずれも“きちんと上昇”する傾向があるといえます。

今回お伝えするボンド限定モデルは、スペクターの限定モデル、231.10.42.21.03.004でありますが、こちらは2022年2月時点で68万円という水準でした。

2022年2月といえば、人気モデルの多くが「過去最高値更新」という状態。その後現在までにかけて値下がりとなったこともあり、未だ「2022年2月頃が最も高かった」というモデルが多い傾向があります。

この231.10.42.21.03.004は、2019年9月に約40万円だったのが、2022年2月に68万円となっていたわけですから、他のモデル同様「2022年2月頃が最も高かった」となっても不思議ではありません。

しかし、実際はどうなのか。

その答えは、現在水準を見ればわかるわけですが、231.10.42.21.03.004は今、71万円という様子。2022年2月水準よりも高い状態であると同時に、70万円台となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年2月
の安値
2023年7月
の安値
変動額 残価率
オメガ
シーマスター
アクアテラ
231.10.42.21.03.004
中古 1年
5ヶ月
¥680,000 ¥710,000 30,000 104.41%

なお、231.10.42.21.03.004の現在ボトム価格は71万円ですが、2番目に安価な個体は約74万円、3番目は76万円となっています。

そういったことからも、231.10.42.21.03.004は勢いがある状態だと感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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