2022年春頃の腕時計相場は“超上昇トレンド”となった反面、その後は“値下がり”となっているため、この1年ぐらいの間の値動きといえば、値下がりが多いという印象があります。
しかし、そんな中、1年前と比べても“上昇”という動きが見られるパテックフィリップが存在。
5227G-010は、2022年6月時点で約344万円という水準でしたが、現在では396万円がボトム価格といった状態。
この1年1ヶ月で約51万円の値上がりとなっているのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年6月 の安値 |
2023年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
パテックフィリップ
カラトラバ 5227G-010 |
中古 | 1年 1ヶ月 |
¥3,449,900 | ¥3,960,000 | 510,100 | 114.79% |
5227G-010は、2018年から2020年頃までにかけて300万円前後という水準が続いていました。
2021年春頃からは320万円台となり、やや変化をするようになったわけですが、それでも「そこまで相場が変わらない」という印象があったといえます。
また、2021年5月時点で5227G-010は約350万円となったわけですが、2022年6月水準はそれとほぼ同様。2022年上半期といえば、多くのモデルにとって“過去最高値更新”といった状態が珍しくありませんが、この5227G-010はそこまで変わらなかったのです。
そういった意味で、2022年⇒2023年における5227G-010の値動きは、この5年で最も大きいといえるわけです。