6桁時代のGMTマスター2がデビューしてからもうそろそろ10年。それでも未だに“新しい”という表現が似合ってしまいます。コレが出る前のGMTのマスター2といえば、青赤ベゼル・赤黒ベゼル・黒ベゼルの計3種類の色からベゼルを選ぶことができたのですが、これが登場してから5年以上もの間黒ベゼル一色となってしまったGMTマスター2。そしてこの116710LNが出た際生産終了となった青赤ベゼルなどの5桁リファレンスはその後だいぶ高い相場となりました。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2010年7月 の安値(ヤフオク) |
2016年9月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
GMTマスター2 116710LN |
中古 | 6年 2ヶ月 |
¥480,000 | ¥650,000 | 170,000 | 135.42% |
通常、5桁リファレンスよりも6桁のほうが高いことが多いのですが、GMTマスター2の場合は5桁リファレンスと6桁リファレンスがほぼ同じ相場。特に青赤ベゼルとは同じ価格だといっても良いかもしれません。
そんなわけで、通常であれば“割高”という印象の6桁リファレンスが5桁と遜色ない値段で買えるのがGMTマスター2の良さ。
ただし、6桁時代からはホワイトゴールド限定の高嶺の花となっててしまった青赤ベゼル。また、2013年に出た黒青ベゼルのステンレスモデルはコレとベゼルの色が違うだけなのに30万円近く高い状態です。
ということで今となっては色付きベゼルに価値があるGMTマスターシリーズ。
単色ベゼルの6桁リファレンスモデルを買うか、色付きベゼルモデルを買うか、なかなか悩ましいとは思いますが、通常高い6桁リファレンスを安くチャンスであるのは間違いないでしょう。
また、5桁リファレンスのほうはかつてスポーツロレックスの中でもっとも不人気とされ、30万円を下回るの相場も当たり前だったのです。
つまり、そこから考えると今の相場はだいぶ高くなったという印象なのが5桁リファレンス。
それに対して6桁リファレンスのこのモデルは5桁ほど安く取り扱われたことはありません。
よって、
- 6桁を安く手に入れる
- 値上がり額がまだ低い
という116710LNはなかなか良いかもしれません。