アクアノートの緑文字盤、5168G-010は、2022年4月に2000万円以上となっていましたが、今年6月には1300万円台に下落していました。
6月時点の水準には「驚き」というポイントがあったのですが、それは「値下がりしたこと」ではなく、「青文字盤との相場差が開いていなかった」からです。
6月時点において、青文字盤の5168G-001は1147万円。それに対して、この緑文字盤の5168G-010は約1347万円でした。
当時の『青対緑』の差は200万円程度だったわけですが、そういった“差”にはお得感があったわけです。
そして今、緑文字盤は見事に回復。現在水準は1580万円となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年6月 の安値 |
2023年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
アクアノート 5168G-010 |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥13,478,000 | ¥15,800,000 | 2,322,000 | 117.23% |
6月の記事で、「今5168Gを買うなら緑文字盤がお得」と書きましたが、現在水準を見ると、まさにその通りだったといえます。
なお、青文字盤の現在水準も6月と比べて上昇していますが、約1291万円という状態。それに対して、この緑文字盤は1580万円ですから、両者の差は、現在約298万円となっており、6月と比べて差が開いた状態となっています。
とはいえ、実はこの“差”でも、まだ『青対緑』としては、以前ほど開いていないという側面があります。
というのも、今年4月時点の『青対緑』の差は約383万円だったからで、現在の差を見ると、もう少し開いても不思議でないかと感じます。