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現在相場考察

1500万円台に回復、アクアノート5168G-010

2023年8月1日更新
パテックフィリップのアクアノート5168G-010について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年6月の安値と2023年8月の安値を比較し現在相場を考察。この0年2ヶ月での変動は¥2,322,000だった。

アクアノート 5168G-010についての考察(2023年8月)

アクアノートの緑文字盤、5168G-010は、2022年4月に2000万円以上となっていましたが、今年6月には1300万円台に下落していました。

6月時点の水準には「驚き」というポイントがあったのですが、それは「値下がりしたこと」ではなく、「青文字盤との相場差が開いていなかった」からです。

6月時点において、青文字盤の5168G-0011147万円。それに対して、この緑文字盤の5168G-010約1347万円でした。

当時の『青対緑』の差は200万円程度だったわけですが、そういった“差”にはお得感があったわけです。

そして今、緑文字盤は見事に回復。現在水準は1580万円となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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パテック・フィリップ PATEK PHILIPPE アクアノート 5168G-010 カーキ文字盤 未使用 腕時計 メンズ

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年6月
の安値
2023年8月
の安値
変動額 残価率
パテックフィリップ
アクアノート
5168G-010
中古 0年
2ヶ月
¥13,478,000 ¥15,800,000 2,322,000 117.23%

6月の記事で、「今5168Gを買うなら緑文字盤がお得」と書きましたが、現在水準を見ると、まさにその通りだったといえます。

なお、青文字盤の現在水準も6月と比べて上昇していますが、約1291万円という状態。それに対して、この緑文字盤は1580万円ですから、両者の差は、現在約298万円となっており、6月と比べて差が開いた状態となっています。

とはいえ、実はこの“差”でも、まだ『青対緑』としては、以前ほど開いていないという側面があります。

というのも、今年4月時点の『青対緑』の差は約383万円だったからで、現在の差を見ると、もう少し開いても不思議でないかと感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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