2021年から相場が大きく変動するようになったオーバーシーズですが、昨年、2022年からは第1世代も目立った変動となっていました。
ロイヤルオークがそうであったように、当初は現行世代から値動きし始め、その後、それより前の世代が動くというのは、オーバーシーズも同じだったといえます。
第1世代のオーバーシーズには、3針とクロノグラフが存在。3針メンズサイズには、ラージとミディアムがあり、それぞれ自動巻とクォーツがラインナップされています。
2022年の相場では、自動巻モデルはそれぞれ180万円前後といった水準になっていました。
機械式モデルといえども、第1世代の3針オーバーシーズは、長らく100万円以下という水準に位置していたため、2022年に180万円前後といった水準になったのは驚きでした。
そんな第1世代の3針自動巻オーバーシーズでありますが、現在の様子はどうなっているかというと、その答えは値下がりであります。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年6月 の安値 |
2023年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ヴァシュロンコンスタンタン
オーバーシーズ 42042/423A-8872 |
中古 | 1年 2ヶ月 |
¥1,867,800 | ¥1,287,000 | -580,800 | 68.90% |
去年の夏頃に180万円前後といった水準だった3針機械式モデルですが、現在では120万円台~といった様子に変化しています。
実際、3針ラージサイズの42042/423A-8872は2022年6月時点で約186万円だったのが、現在では約128万円。実に58万円ほどの値下がりとなっているわけです。