今年になってから「ほぼ値動きせず」という状態が続いていたGMTマスター2の116710BLNR。
あまり動いていないというのは、この116710BLNRに限らず現行世代GMTマスター2全体で起こっていたといえますが、それでも116710BLNRが動かなかったのは、それなりに“気になる”といえる出来事だったといえます。
というのも、この116710BLNRと同じ世代のサブマリーナ、116610LVは今年3月時点で値動きしていたから。近年における大人気コンビの一方は動いているのに、もう一方は値動きせずというのは寂しい感じがしたといえます。
しかし今、そんな116710BLNRは久々に動きている様子があります。
では、どういったことになっているかというと、210万円台回復といった状態。これは、2022年1月水準並であります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年12月 の安値 |
2023年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
GMTマスター2 116710BLNR |
中古 | 0年 8ヶ月 |
¥2,009,250 | ¥2,163,000 | 153,750 | 107.65% |
多くの人気モデルは、2022年1月から3月頃にかけて「大幅上昇」となった反面、その後は「下落」となっている経緯があります。
ただ、この116710BLNRについては、下落時の変動が少なく、他の人気モデルと比べると「残価率が残っている」という状態が続いていました。
その反面、長期に渡って値動きせずという状態にもなっていたわけですが、今回久々に上昇したことにより、現在水準は2022年1月水準並みにまで回復したわけです。
なお、2022年2月に、この116710BLNRは260万円台となっていたため、2022年1月並に回復といっても、まだピーク水準にまでは遠いという状態であります。