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現在相場考察

210万円台回復、GMTマスター2 116710BLNR

2023年8月12日更新
ロレックスのGMTマスター2116710BLNRについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年12月の安値と2023年8月の安値を比較し現在相場を考察。この8ヶ月での変動は15万3750円の値上がりだった。

GMTマスター2 116710BLNRについての考察(2023年8月)

今年になってから「ほぼ値動きせず」という状態が続いていたGMTマスター2116710BLNR

あまり動いていないというのは、この116710BLNRに限らず現行世代GMTマスター2全体で起こっていたといえますが、それでも116710BLNRが動かなかったのは、それなりに“気になる”といえる出来事だったといえます。

というのも、この116710BLNRと同じ世代のサブマリーナ、116610LVは今年3月時点で値動きしていたから。近年における大人気コンビの一方は動いているのに、もう一方は値動きせずというのは寂しい感じがしたといえます。

しかし今、そんな116710BLNR久々に動きている様子があります。

では、どういったことになっているかというと、210万円台回復といった状態。これは、2022年1月水準並であります。

本記事で参考とした中古腕時計

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GMTマスター2 Ref.116710BLNR 中古品 メンズ 腕時計

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年12月
の安値
2023年8月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
GMTマスター2
116710BLNR
中古 0年
8ヶ月
¥2,009,250 ¥2,163,000 153,750 107.65%

多くの人気モデルは、2022年1月から3月頃にかけて「大幅上昇」となった反面、その後は「下落」となっている経緯があります。

ただ、この116710BLNRについては、下落時の変動が少なく、他の人気モデルと比べると「残価率が残っている」という状態が続いていました。

その反面、長期に渡って値動きせずという状態にもなっていたわけですが、今回久々に上昇したことにより、現在水準は2022年1月水準並みにまで回復したわけです。

なお、2022年2月に、この116710BLNR260万円台となっていたため、2022年1月並に回復といっても、まだピーク水準にまでは遠いという状態であります。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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