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現在相場考察

デビュー時の新品実勢価格より約58万高、サブマリーナ126613LB

2023年8月20日更新
ロレックスのサブマリーナー126613LBについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年2月のの新品実勢価格(3社平均)と2023年8月の中古安値を比較し現在相場を考察。この2年6ヶ月での変動は¥585,833だった。

サブマリーナ 126613LBについての考察(2023年8月)

2020年9月に一斉モデルチェンジを受けたサブマリーナ。従来、こういったモデルチェンジは、2000年に『他社製⇒自社製ムーブメント』に変更となったデイトナ以外、スポーツ系では行われてきませんでしたから、意外性の高い世代交代だったといえます。

また、2020年は新型コロナの影響によって、モデルチェンジの時期が9月にずれるというイレギュラーも発生。そういった中、登場した現行サブマリーナですが、デビュー時よりも「伸びている」モデルが多数ある状態となっています。

そんな現行サブマリーナにおいて、今回お伝えするのは126613LB。通称“青サブ”であります。

この126613LBは、デビューから間もない、2021年2月の新品実勢価格(3社平均、安い順)が約181万円だったのですが、現在の中古ボトム価格は、なんと約239万円

デビュー時の新品実勢価格よりも、2年半後の中古相場のほうが60万円近くも高くなっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年2月
のの新品実勢価格(3社平均)
2023年8月
の中古安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
126613LB
新品 2年
6ヶ月
¥1,811,667 ¥2,397,500 585,833 132.34%

2021年2月といえば、多くの腕時計が“回復⇒上昇”となっていた時期です。

また現在、2022年4月頃からの下落トレンドにより、一部モデルについては2021年2月並となっている場合があります。

そういった背景があるなか、この126613LB2021年2月の新品実勢価格よりも現在中古相場のほうが約58万円高となっているわけですから、かなり優秀な伸びをしていると感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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