5桁世代までのデイデイトに存在していた「トリドール」。これは、WG、PG、YGという3つのK18を用い独特の色合いに仕上げたブレスレットが特徴的なモデルであります。
前回、このトリドールをお伝えしたのは2016年8月。ちょうど7年前のことでありますが、その際の中古ボトム価格(コンピュータ文字盤)は約124万円でした。
同じ頃、5桁デイデイトの通常モデルといえる18238Aは約97万円だったため、それよりトリドールのほうが若干高かったものの、トリドールは特に人気だったり、値動きするというイメージはありませんでした。
しかし今、そんなトリドールのデイデイト、18039BICは約246万円(コンピュータ文字盤)という状態。
7年前水準の2倍近い状態となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年8月 の安値 |
2023年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイデイト トリドール コンピュータ文字盤 18039BIC |
中古 | 7年 0ヶ月 |
¥1,244,160 | ¥2,469,940 | 1,225,780 | 198.52% |
デイデイトは2020年8月頃から目立って上昇するようになり、18238は2021年に200万円近い水準に達していました。
トリドールの約246万円という評価は、そういったデイデイト全体の上昇に伴うものだといえますが、とはいえ、かつて「値動きしなさそう」と思われたようなトリドールがこういった状態になるのは“すごい”という感想になります。