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現在相場考察

回復の動きが目立ってきている様子、サブマリーナ126610LN

2023年9月9日更新
ロレックスのサブマリーナー126610LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年3月の安値と2023年9月の安値を比較し現在相場を考察。この6ヶ月での変動は13万3700円の値上がりだった。

サブマリーナ 126610LNについての考察(2023年9月)

近頃、現行モデルを中心に『回復』の動きが目立ってきている様子があります。

例えば、このサブマリーナ126610LNは、前回お伝えした今年3月水準に対して約13万円の値上がり状態。

現在水準は約198万円となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年3月
の安値
2023年9月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
126610LN
中古 0年
6ヶ月
¥1,851,300 ¥1,985,000 133,700 107.22%

3月⇒9月現在の残価率は約107%と、そこまで派手ではないものの、近頃現行モデルを中心にこのような動きとなるロレックスが目立っている印象があります。

また、126610LNのボトムに位置する個体は、現在比較的早く売切れている様子も見られるので、勢いがある状態とも感じます。

興味深いのは、116世代の場合、116610LN(黒ベゼル)といった標準的なモデルは、カラーベゼルが値動きした数ヶ月後といったタイミングで動くことが多かったのですが、現行の126610LNについては、率先して値動きする傾向があるという点。126世代の黒ベゼルは、歴代と比べると人気度が高いのかもしれません。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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