オメガの限定モデルは“強い”という印象がありますが、近ごろの中古オメガ相場は全体としても強さがある印象です。
オメガ全体の中古相場を見ると、1年前との比較でも26.54%のプラス状態。もちろん、これは平均値ですから、個別に見た場合値下がりしているモデルもあるでしょう。ただ、全体的には結構なプラスとなっている様子が見られるのです。
さて、今回は丸井限定のダイナミックを取り上げますが、この5202.51は、昨年10月時点で約49万円という水準に達していました。
2018年3月時点でこの5202.51は約16万円という水準。また、ダイナミックは、“過去と比べて値上がり状態のモデル”だったとしても20万円台が相場であります。
そういったことから、この5202.51の2022年10月水準である40万円台という価格帯は『かなりすごい』といえたわけですが、それから今にかけて、さらなる伸びとなっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年10月 の安値 |
2023年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オメガ
ダイナミック 5202.51 |
中古 | 0年 11ヶ月 |
¥498,520 | ¥611,820 | 113,300 | 122.73% |
現在、この5202.51は約61万円という状態。2022年10月時点では約49万円だったわけですから、この11ヶ月間で11万円ほどの上昇となっているわけです。
この60万円台という価格帯は、ダイナミックとしては前代未聞ともいえます。
丸井限定モデルといえば、スピードマスターオートマチックの3510.21も以前から高値。3510.21もまた、ダイナミックと同じような“エントリーモデル”という位置づけであるわけですが、丸井限定モデルとなると中古相場がものすごい評価となっている傾向があります。
そういった意味で、今回のダイナミック5202.51の値動きを見ると、改めて丸井限定の強さを感じる次第です。