スポーツロレックスのRGコンビは、今では珍しくありませんが、実はこの116681が登場するまでラインナップされていませんでした。
116681より前のスポーツモデルのコンビモデルはYGだったわけで、『初のRGコンビ』である116681は異色な存在だったといえます。
そんな116681でありますが、2021年⇒2022年の値動きはどうなっていたかというと、2021年1月水準が約240万円。それに対して、2022年5月水準は約311万円となっていました。
ですから、2021年1月⇒2022年5月という期間においては、約71万円の値上がりとなっていたわけです。
2022年上半期といえば、多くのモデルにおいて「過去最高値更新」となった時期ですが、この116681もまた、そういった時期において“高くなっていた”わけです。
ただ、その時期高値となっていたモデルは、その後値下がりし、その結果今では2021年秋水準並となっているケースが珍しくありません。
では、この116681はどうかというと、今年5月時点では290万円という様子でした。
確かに、2022年5月水準よりも値下がりしていたものの、その下落額は約21万円と、他のスポーツモデルと比較して『下がり幅が弱い』といえたのです。
そして今、なんと116681は上昇傾向。現在水準は、約313万円となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年5月 の安値 |
2023年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
ヨットマスター2 116681 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥2,900,000 | ¥3,135,000 | 235,000 | 108.10% |
先程、2022年5月水準が約311万円だったとお伝えしましたが、それに対して現在水準は約313万円。
かろうじてではありますが、現在水準は2022年5月を上回っているのです。
なお、人気モデルの多くが「過去最高値更新」という状態だったのは、2022年2月頃でありますが、その頃、この116681はどういった様子だったかというと、約314万円。
ですから、現在水準は2022年2月とほぼ同じ価格といえます。
そういった意味で116681は、他のモデルと比べると、かなり強い状態を維持しているといえるでしょう。