このところ126世代のスポーツモデルが軒並み上昇する様子があります。
これまでにお伝えしたように、サブマリーナ、GMTマスタ2-、ヨットマスターにおいて126世代が105%前後の値動きを見せている様子があり、特にヨットマスターの126622青文字盤は「1ヶ月で14万円の値上がり」となっているほどであります。
しかしながら、126世代のスポーツモデルでも、「値下がり」となっている例が存在。
それがGMTマスター2の126720VTNRであります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年4月 の安値 |
2023年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
GMTマスター2 ジュビリーブレスレット 126720VTNR |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥3,400,000 | ¥3,240,380 | -159,620 | 95.31% |
126720VTNRには、3連ブレスレットとジュエリーブレスレット仕様がありますが、相場はジュビリーのほうが高め。記事ではジュビリーを追っています。
前回、この126720VTNRジュビリーをお伝えしたのは今年4月でしたが、その際の中古ボトム価格は340万円。
それに対して現在水準は約324万円と、4月水準に対して16万円近い値下がり状態となっているのです。
126720VTNRは、ロレックスとしては初の“レフティ”といえるモデルですが、こういった「意外性」や「派手さ」を持つため、デビューから間もない2022年7月の新品実勢価格は600万円台でした。
今年4月時点で340万円というように、2022年7月水準の半値近い状態となっていたわけですが、そこから更に値下がり状態というのは、2008年頃のミルガウス116400GVに近いインパクトがあると感じます。