さて本日は、人気の『ノーチラス』の中でも新ムーブメント「Cal.26-330 S C」を搭載している「Ref.5711/1A-010」が入荷しましたので、ご紹介していきたいと思います。新ムーブメント搭載モデルは、市場での出回りが特に少なくなっておりますので、この機会でのご購入をオススメいたします!ぜひとも最後までご覧ください!
【目次】
◆ 「Ref.5711/1A-010」 『ノーチラス』SS
◆ まとめ
「Ref.5711/1A-010」
『ノーチラス』SS
『ノーチラス』「Ref.5711/1A-001」がマイナーチェンジされた2010年頃に、枝番が変更されて登場した「Ref.5711/1A-010」。
SS(ステンレススチール)のケース・ブレスレット、ブラックブルー文字盤、三針(時・分・秒)と、シンプルな仕様ながら高級感漂う逸品として、非常に高い人気を誇っております。
ここで、本題へと入る前に、2006年の「Ref.5711/1A-001」誕生から、2021年に「Ref.5711/1A-010」が廃盤となるまでに施された変更点を簡単にご紹介いたします。
*左:Ref.5711/1A-001 右:5711/1A-010
変更点(2010年頃)
・文字盤色がやや明るめのトーンになり、エンボス加工の幅が細くなった
・ブレスレットのコマが両サイド”ネジ式”から叩いて抜く”ピン式”に変更
(型番(Ref.)が変更となったばかりの初期モデルには、”ネジ式”のモデルも存在しています。)
・ムーブメントに刻印されているシールが、”ジュネーブシール(※1)”から
“パテックフィリップシール(※2)”へと変更
※1.ジュネーブシール:優れた機能性と高い審美性を誇るジュネーブ製ムーブメントの保護と、正統性の証明などを目的として、1886年に設立された歴史ある認定基準のこと。ブリッジの面取りやガンギ車の厚みといった12項目の規定があり、取得するのも一握りの時計メーカーに限られている。
※2.パテックフィリップシール:2009年に生まれた、ジュネーブシールの認定基準を超える、極めて高い独自の厳しい認定基準のこと。時計業界において最も厳格な基準とも言われている。
※Ref.5711/1A-010 2019年個体
変更点(2016年頃)
・従来は、エンボス加工された凸部分に”PATEK PHILIPPE GENEVE”とプリントされていましたが、凹列にロゴが記載され、周辺の凹部分が無くなった。
変更点(2019年頃)
・長らく搭載されていたムーブメント「Cal.324 S C」から「Cal. 26-330 S C」へと変更。
2019年頃のムーブメント変更により、ハック機能(秒針ストップ)が付き、日付変更禁止時間帯が無くなったことで、利便性が一気に向上しました。
そして、今回ご紹介する個体はまさしく最終仕様変更が加わっている個体となります。2021年に生産終了となっていますので、新ムーブメントを搭載した個体は非常に少なく、利便性のみならず今後の市場価値を考えても非常に面白いと思います。
話を戻しまして、ケース径は腕の納まりが良い40mm、厚さ8.3mmと、シャツスタイルでもストレスなくご使用いただけます。腕馴染みの良いブレスレットの作りも【パテックフィリップ】ならではで、重さも120g程と、デイリーユースにも適していますね。
2023年9月にメーカーにてオーバーホール、外装仕上げ済みの商品となりますので、全体的に綺麗な状態となっております。
※取り切れていないキズ残りがブレスレット・バックル部分に若干ございます。
保証書日付は2019年9月。付属品は完備で、状態も良く、フルコマ(余りコマあり)となっております。また、メーカーで修理した際の明細も付属しております。
※冊子は旧キャリバーの仕様になります。
気になる販売価格は、16,830,000円(税込)
最終仕様、且つ非常に状態の良い個体でこの価格は、お得感満載の一本かと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
惜しまれつつも生産終了となった『ノーチラス』「Ref.5711/1A-010」は、未だに高い人気を誇り、市場での出回りが少なくなっておりますが、新ムーブメントを搭載した最終仕様となると、さらに希少性が増します。また、こちらの個体は直近にメーカーにて修理もされていますので、普段使いするも良し、コレクターズアイテムとして持つも良しと、非常にオススメな個体です。是非とも気になる方はお早目のご連絡をお待ちしております!
残暑の厳しい日が続いておりますが、体調には十分お気を付けて、当店まで遊びに来ていただけたら幸いです!
ではまた!