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現在相場考察

50万円台になっている、エアキング14000青文字盤

2023年10月4日更新
ロレックスのエアキング14000について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年11月の安値と2023年10月の安値を比較し現在相場を考察。この1年11ヶ月での変動は¥61,750だった。

エアキング 青文字盤(アラビア) 14000についての考察(2023年10月)

5桁世代のエアキング14000を前回お伝えしたのは2021年11月でありますが、その際、青文字盤(アラビア)は約45万円となっていました。

この青文字盤(アラビア)は、14000の中でも“高い方”。2021年の14000全体のボトム価格は30万円台だったわけですが、この青文字盤は40万円台となっていたのです。

他の14000よりも青文字盤が高いという事情はあるものの、2021年時点で14000が40万円台になった』というのは驚きだったといえます。

さて、そんな14000の青文字盤(アラビア)でありますが、2023年現在はどうなっていたかというと、その答えは約51万円。なんと50万円台になっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年11月
の安値
2023年10月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
エアキング
青文字盤(アラビア)
14000
中古 1年
11ヶ月
¥458,000 ¥519,750 61,750 113.48%

そして、現在14000全体のボトム価格も40万円以上という状態。この青文字盤(アラビア)だけでなく、14000全体が2021年11月水準に対して伸びているといえます。

ちなみに、2021年11月から3、4ヶ月後には『2022年の急上昇』があったわけですが、その後多くの腕時計は下落。その結果、今では“2021年11月よりも安価”となっているモデルが珍しくありません。

それに対して、この14000は2021年11月よりも上昇しているわけですから、より一層「伸びた」という印象になります。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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