ネプチューンとスカルプチャーは、SSブレスレットという要素を持ったパテックフィリップでありながら、その特徴的なデザインによって、安価な中古相場という立ち位置となっていました。
しかし、スカルプチャーは2017年から変化するようになり、年々上昇した結果、今では340万円台となっています。
2016年時点ではスカルプチャーとネプチューンは、ともに110万円台で購入可能といったポジションだったため、スカルプチャーは随分伸びたといえます。
2019年頃までスカルプチャーほどの変化がなかったネプチューンでありますが、2022年からは上昇。5080/1Aのピンク文字盤は、9月時点で358万円という水準に位置していました。
けれどもそれから1年が経過した今、ネプチューンは値下がり状態。
現在水準は、約260万円となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年9月 の安値 |
2023年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
ネプチューン ピンク文字盤 5080/1A |
中古 | 1年 1ヶ月 |
¥3,580,000 | ¥2,606,000 | -974,000 | 72.79% |
この1年でネプチューンの5080/1Aは約97万円安くなっている状態であります。
その一方で、スカルプチャーの5091/1A-010は、2022年1月⇒2023年7月で約51万円の上昇という状態であります。
2022年⇒2023年という期間において、全く異なる値動きをしたネプチューンとスカルプチャー。かつて同じような相場だった両者が、全く異なる動きとなっているのは興味深いといえます。