かつて、30万円台で購入可能なK18モデルとして紹介していたレベルソクラシックの250.1.86。
2021年4月時点で250.1.86は約43万円となっており、『30万円台』という枠ではなくなっていたものの、それでも『安価で購入可能なK18モデル』ということに変わりありませんでした。
そんな250.1.86でありますが、2022年からは相場が上昇するように変化。3月時点では約59万円となっていました。
そして今、250.1.86はさらなる上昇となっている様子が見られ、現在水準は、なんと70万円以上という価格帯に達しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
|
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年3月 の安値 |
2023年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ジャガールクルト
レベルソクラシック 250.1.86 |
中古 | 1年 7ヶ月 |
¥594,000 | ¥703,650 | 109,650 | 118.46% |
250.1.86は、レベルソという強いモデル、なおかつそのK18という上級版でありながら、2021年頃までは40万円前後という水準で購入可能だったわけです。
つまり、“実力があるのに安値”という状態だったといえますが、かつてそういった様子が見られたモデルは、この250.1.86に限らず、今にかけて上昇している傾向があります。
2017年当時、30万円台で購入可能だったK18モデルは以下の通り。
そして、それらの現在水準は以下の通り。
いずれも1.5倍以上という規模で値動きしたといえます。
そして、興味深いのはカレラCS3140を除くと、いずれのモデルも、ほぼ同じ価格となっている点。かつて“内容の割に安い”と感じられたこれらモデルは、そこから今にかけて同じように上昇しているのが面白いといえます。