腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

7月水準に対して約71万円の値上がり状態、デイトナ116505黒文字盤

2023年11月1日更新
ロレックスのデイトナ116505について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年7月の安値と2023年11月の安値を比較し現在相場を考察。この0年4ヶ月での変動は¥711,900だった。

デイトナ 黒文字盤 116505についての考察(2023年11月)

9月上旬から、現行世代のスポーツロレックスにおいて、上昇傾向が目立つようになりました。

しかしながら、デイトナについては、あまりそういった事例を見かけず、唯一値動きしているといえるのが116500LNの黒文字盤であるわけです。

ただ、116500LN黒文字盤の変化は101%程度といったわずかな差。126世代や116世代のサブマリーナなどは、9月時点で105%程度といった変化が見られたわけですから、それと比べると弱かったといえます。

そんなデイトナでありますが、ここに来て、ようやく他の現行世代ロレックスに負けないぐらいの値動きをしているモデルが登場。

それこそが、116505(黒・シャンパンインダイアル)であるわけですが、前回お伝えした7月水準に対してなんと約71万円の値上がり状態となっているのです。

ロレックス デイトナ 116505¥6,778,000〜¥9,914,400(2024年11月21日現在)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年7月
の安値
2023年11月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
黒文字盤
116505
中古 0年
4ヶ月
¥6,888,000 ¥7,599,900 711,900 110.34%

この116505は、7月⇒9月の残価率が約110%となっているわけですが、他のデイトナを筆者が目視でざっと確認したところ、現時点でこういった変化が生じているデイトナはこの116505ぐらいといった感じでした。

RGのデイトナは、以前から『強い』と感じる値動きをする傾向がありますが、現時点でのこういった動き方についても、やはり強さを感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。