ロイヤルオークのSSクォーツモデルは、2016年時点において24万円程度で売られていました。
ただ、当時売られていたクォーツのロイヤルオークには、程度が悪いものも多め。そのため、程度が良いものを買おうと思った場合、2016年当時でも50万円以上といった価格帯になったわけです。
同じモデルでも、程度が悪いものが24万円である一方、程度がそれなりに良いものが54万円。こういった価格差が生じていたため、当時、クォーツのロイヤルオークは『手が出しづらい』印象があったといえます。
また、リーマンショック後と2016年の相場も“ほぼ変わらない”という状態。そのため、記事でも、決して「おすすめ」とはいえない状態でした。
しかし、そんなクォーツのロイヤルオークは今にかけて、びっくりするぐらいの上昇をしている様子。
この56303STは、2016年時点で約54万円(程度が良い個体)だったのですが、2023年11月現在ではなんと約173万円という状態。7年7ヶ月前に対して119万円もの値上がりを果たしたのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年4月 の安値 |
2023年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オーデマピゲ
ロイヤルオーク 56303ST |
中古 | 7年 7ヶ月 |
¥548,000 | ¥1,738,000 | 1,190,000 | 317.15% |
また、2016年4月⇒2023年11月現在における残価率は約317%といった数値。2016年に買ったならば、3倍以上もの値上がり体験となったわけです。
2016年当時、この56303STに対する印象は、「安く買えるロイヤルオーク」といったところでしたが、それを買ったとしても「安物買いの銭失い」とはならず、「大正解」だったということになります。