筆者が個人的に好きなSSデイトナが16520黒文字盤なのですが、この時計はこのところ値動きがほぼ無い状態だと思います。
16520黒文字盤を最後に取り上げたのは、2022年10月。つまり、1年前であるわけですが、その際の相場は約339万円でした。
それに対して、現在水準はどうなっているかと約334万円という状態。
この1年での値動きは約5万円のマイナスであり、ほぼ変わっていないといえる様子であるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年10月 の安値 |
2023年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 黒文字盤 16520 |
中古 | 1年 1ヶ月 |
¥3,399,000 | ¥3,345,749 | -53,251 | 98.43% |
デイトナ16520黒文字盤は、1995年頃から定価を上回った状態となっていたわけですが、おそらくこれが初の「現行品という状態で定価よりも中古相場のほうが高値」となったモデルだといえます。
そして、2017年にも16520は「率先した値動き」となっていた経緯があるわけで、何かと“目立った相場”となっている印象があります。
しかしながら、この1年においては値動きが停滞気味。
2018年以降、16520が停滞気味になるということがありますが、1年という単位で値動きしないということはなかったと記憶しています。
筆者としては、こういった状況の今の16520黒文字盤を見て、“なんとなくお得”という感想をいだいたわけですが、その理由を考えてみたところ、値動きが停滞気味かつ現在水準が2021年8月並だからということでした。