腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

2023年現在でもお得感がある、ジュールオーデマ15056OR.OO.A067CR.02

2023年11月24日更新
オーデマピゲのジュールオーデマ15056OR.OO.A067CR.02について斉藤由貴生が執筆。本記事では2016年8月の安値と2023年11月の安値を比較し現在相場を考察。この7年3ヶ月での変動は¥418,000だった。

ジュールオーデマ 15056OR.OO.A067CR.02についての考察(2023年11月)

オーデマピゲといえば、ロイヤルオークの印象が強いですが、かつてドレス系を担っていたのがジュールオーデマであります。

このジュールオーデマ、筆者は個人的に好きなモデルであるのですが、現在でも「オーデマピゲ」に対する印象からすると、そこまで高くない価格帯に位置するといえ、興味深い1本だと感じています。

今回お伝えするのは、そんなジュールオーデマのシンプルなPGモデル、15056OR.OO.A067CR.02でありますが、前回この時計をお伝えしたのは2016年8月。その際の水準は78万円でした。

それに対して、現在水準は約119万円。2016年8月⇒2023年11月における変動額は約41万円の上昇となっています。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります
オーデマピゲ ジュール オーデマ スモールセコンド 15056OR.OO.A067CR.02 中古 メンズ 腕時計 ローン60回払い無金利 返品OK

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2016年8月
の安値
2023年11月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ジュールオーデマ
15056OR.OO.A067CR.02
中古 7年
3ヶ月
¥780,000 ¥1,198,000 418,000 153.59%

こういった変動額は、オーデマピゲといった人気ブランドとしては強くないといえ、現在の約119万円という相場をもってしても、他のK18モデルと比べてそこまで高くないといえるかと思います。

そういった意味で15056OR.OO.A067CR.02には、2023年現在でもまだ“お得感がある”といえます。

2016時点の記事でも、15056OR.OO.A067CR.02には“お得感がある”といった記述をしたわけですが、2023年でも同様。

ただ、こういったモデルは、気づいたら変化するといったこともあるため、この先もずっとお得感がある状態というわけではないかもしれません。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。