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現在相場考察

この1年であまり変わっていない様子、サブマリーナ16610

2023年12月9日更新
ロレックスのサブマリーナー16610について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年10月の安値と2023年12月の安値を比較し現在相場を考察。この1年2ヶ月での変動は3万1800円の値上がりだった。

サブマリーナ 16610についての考察(2023年12月)

サブマリーナの16610を前回お伝えしたのは2022年10月ですが、その際は約116万円という状態でした。

それに対して現在水準はどうかというと、約119万円

この1年であまり変わっていない様子となっています。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年10月
の安値
2023年12月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
16610
中古 1年
2ヶ月
¥1,168,000 ¥1,199,800 31,800 102.72%

なお16610は、以前からボトム価格付近にBランク以下個体が多数あるという傾向があるため、相場を見る際にはABランク以上の個体を見る必要があります。

そして、現在におけるABランク以上の16610は、約119万円となっているわけで、2022年10月水準とそこまで大きく変わりない様子が見られます。

同じ世代のGMTマスター216710については現在水準が「2022年2月3月頃よりも高い」となっており、今年2月から11月にかけて約20万円の値上がりという状況があります。

そういった意味では、同じ世代のサブマリーナが、今後GMTマスター2に追従するかどうかが興味深いところだと感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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