2006年に「初の自社製ムーブメント搭載モデル(レギュラーモデルとして)」としてデビューしたPAM00233。
デビュー時から注目度が高く、当時の相場も「かなり高い」という印象がありました。
しかしながら、このところ233番は『あまり高くない』という相場に変化。
2008年1月時点では約101万円という水準だったのですが、2016年9月には約66万円となってしまったのです。
ただその後、233番は再び上昇。2018年3月には約70万円、2019年4月には約86万円に到達していました。
それが2020年4月には、約69万円にまで下落。2018年、2019年と値上がり傾向になっていたものの、2020年になると、再び60万円台に戻ってしまったのです。
そして、2021年になっても60万円台という水準から変わらずだったわけです。
そんな233番でありますが、現在の様子はどうなっているかと、なんと約90万円。
目立った上昇となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年4月 の安値 |
2023年12月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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オフィチーネパネライ
ルミノール1950 PAM00233 |
中古 | 3年 8ヶ月 |
¥698,000 | ¥907,000 | 209,000 | 129.94% |
このところ、パネライの値上がり事例が多いですが、そういった動きに該当するのは2000年代前半ごろのモデルといった印象がありました。
けれども、この233番は2006年デビューですから、この世代でも上昇が出てきたということになります。
なお、233番は2021年の年末ごろから「再び上昇」といった様子になっていますが、「高くても80万円台」という感じでした。
そういった意味で、今回の「ボトム価格が90万円台」という様子は、233番としては久々の高値水準だといえるわけで、近ごろのパネライの強さを感じる動きだと思います。