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腕時計特集

今年も有難うございました!ラストは2023年に取り扱った希少モデル10選をご紹介!!

2023年12月31日更新

こんにちは!

コミット銀座の金子でございます!

年内最後となる今回は、私のブログでオススメした中で最も記憶に残っている
ロレックス】のモデルを10本ご紹介致します!!

今年も悩みに悩みましたが、厳選の末選ばせていただいておりますので、
是非お楽しみ下さい!

では早速見て参りましょう!!

No1.
エクスプローラーII』「Ref.16570」黒文字 パティーナ

ロレックス エクスプローラーII オールトリチウム
Ref.16570 Serial.N2(1991年頃製造)
Cal.3185 78360/FF501B クラスプコード P8
付属品:箱・保証書(400:香港/1992年4月印)

はい!まず1本目は5桁エクスプローラーII/Ref.16570でございます。

この個体の魅力は何と言ってもトリチウムの焼け&NOSコンディションですね!!

白文字の目玉焼き個体も人気がありますが、
トリチウムが強烈に焼けたブラックダイヤルのRef.16570
何とも言えない雰囲気を醸し出しており滅茶苦茶カッコイイんですよね~。

トリチウムの焼け度合はトップレベルですね!

尚且つ状態がデッドストックという正しくコレクターズアイテムでございました!

実はこの個体ワンオーナーのデッドストック品で、
オーナー様はご使用にならず、ずっと保管していたと仰っておりました。

やはり使用せずとも焼ける個体は焼けるという事ですね。

パーフェクトコンディションのRef.16570/パティーナダイヤル、、
今後拝めることができるのでしょうか、、。

奇跡の個体と言える素晴らしい逸品でございました!

No2.
『青サブマリーナ-』「Ref.16613」強烈バイオレット

ロレックス 青サブマリーナー オールトリチウム
Ref.16613 Serial.X6(1991年頃製造)
Cal.3135 ハードブレス93153/FF401B クラスプコード R9
付属品:箱・保証書(431:マレーシア/オープン)

2本目はセミヴィンテージ大人気モデルバイオレットサブマリーナーです。

同じ系統のダイヤルの中でも紫の見え方に個体差があるバイオレットダイヤルですが、
この個体はどのポジションでもバイオレットカラーを見る事ができる
トップレベルに色味が強い最強バイオレットでございました。

いや~本当に綺麗なお色ですね~!!

見る角度によって色味が変化していくバイオレットサブマリーナーは、
この年代ならではの魅力があります!

トリチウムもほんのり焼けが入っており雰囲気抜群で、
尚且つケースコンディションもトップレベルに良い優良個体でございました!

お問い合わせを沢山いただいた記憶に残る逸品です!

No3.
『サブマリーナーデイト』「Ref.16800」ブラウンフェードベゼル


ロレックス サブマリーナーデイト オールトリチウム
Ref.16800 Serial.71番台(1981-82年頃製造)
Cal.3035 FF593/ハード溝無ブレス93150 クラスプコード G
付属品:箱・保証書(ハワイ/1982年3月印)

3本目は第2世代のサブマリーナーデイト/Ref.16800です。

ダイヤルはヴィンテージ感を楽しむ事できる前期型のマットダイヤルですね!

針・ダイヤルのトリチウムがほぼ均等に焼けた魅力的な個体で、
ダイヤルコンディションもルーペレベルで非常にキレイな状態を維持しておりました!

この個体の魅力は何と言ってもこのベゼルインサートですね!!

激渋~。。お洒落~。。

そんな言葉が良く似合う経年により絶妙にブラウンフェードした
滅茶苦茶かっこいいベゼルが装備されておりました!

ケースコンディションも良く、付属品も完品レベルという
正しくコレクターズアイテムでございました!

唯一無二の変化をしたブラウンフェードベゼル、
なかなか出会う事ができない逸品でございました!

No4.
『サブマリーナー』「Ref.5513」レムリッチ

ロレックス サブマリーナー レムリッチ オールトリチウム
Ref.5513 Serial.55番台(1978年頃製造)
Cal.1520 ハードブレス93150/FF580
付属品:箱

4本目はヴィンテージサブマリーナの代表格/Ref.5513でございます。

フチなしマットダイヤルは1967年頃から1983年頃迄の製造になりますが、
メーターファースト、シンガー、スターン、レムリッチ、ロリポップ等々、
ダイヤルバリエーションが非常に豊富で面白いですよね。

こちらはお探しの方が非常に多いレムリッチ社製のマキシダイヤルです。

インデックスがクッキーの様に焼けたキレイなダイヤルも魅力的な個体でございましたが、
この個体はケースコンディションも素晴らしかったです!

個体重視の方はこの写真を見ればご納得していただけるでしょう!

パーツの整合性が取れたレムリッチバキバキ個体。
今本当にないんです。

手に取った時の感動が忘れられない素晴らしい逸品でございました!

No5.
『サブマリーナー』「Ref.5512」メーターファースト

ロレックス サブマリーナー メーターファースト
Ref.5512 Serial.16番台(1967年頃製造)
Cal.1570 リベットブレス7206/FF80 クラスプコード 67.2 裏蓋 67.2
付属品:箱(後年)

5本目はヴィンテージサブマリーナー、Ref.5512/メーターファーストでございます。

この個体は通常のメーターファーストよりも、
クロノメーター表記が横に長い”ラージ”と呼ばれるマット最初期ダイヤルで、
探してもなかなか出会う事ができない希少ダイヤルです。

夜光がミラーダイヤルと同じく、緑色に照射反応するトリチウムが
盛られている点も魅力的ですね!!

ダイヤル、インデックス夜光の状態も素晴らしく、
ケースも太くしっかりとした武骨な個体でした。

パーツの整合性もしっかり取れており、マット初期モデルならはの雰囲気を醸し出した抜群にカッコイイ個体で個人的にも欲しい~と感じた逸品です!!

No6.
『デイデイト』「Ref.1803」トロピカルミラー

ロレックス デイデイト トロピカルミラー オールトリチウム
Ref.1803 Serial.68番(1960-61年頃製造)
Cal.1555 クラスプ/61年3期
付属品:本体のみ

6本目はヴィンテージデイデイト/Ref.1803でございます。

この個体の魅力は何と言ってもこの”ミラーダイヤル”ですね!!

鏡のような美しい輝きが魅力的でヴィンテージモデルの中でも、
数が少ない希少ダイヤルでございます。

特にデイデイトのミラーダイヤルは出回りが極端に少なく、
なかなかお目にかかる事ができません。

更にこの個体はダイヤルがブラウンチェンジした激渋なトロピカルミラーでございました!!

艶感もばっちり残ったビカビカのミラーダイヤルで、
尚且つトロピカルエイジングが入った個体となれば、カッコイイに決まっております(笑)

それはそれは雰囲気がある個体で、アルファ針や砲弾型のインデックスも
素敵な希少デイデイトでございました!

No7.
GMTマスター』「Ref.1675」MK2 濃紺ベゼル

ロレックス GMTマスター MK2 オールトリチウム
Ref.1675 Serial.30番台(1972年頃製造)
Cal.1570 巻きブレス7836/FF380 クラスプ 72.3 裏蓋 70.3
付属品:本体のみ

7本目は1959年頃~1979年頃迄製造のロングセラーモデル、
GMTマスター/Ref.1675でございます。

1972年頃製造の比較的初期のマットMK2ダイヤルで、
ダイヤル・夜光コンディションは抜群に良い個体でしたね~。

ファットフォントのインサートの状態も抜群に良く、
ネイビーとオレンジ褪色のインサートがたまらなくカッコイイ個体でした!!

このような絶妙カラーのインサートが装備されたトップコンディションの個体は
非常に人気が高く、最近お問合せをよくいただきます。

この個体はケースコンディションもズバ抜けて良く、
エッジが立ったバキバキ優良個体で、
海外からもオファーが沢山あった人気モデルでございました!!

No8.
エクスプローラーII』「Ref.1655」MK1/MK1

ロレックス エクスプローラーII MK1×MK1 オールトリチウム
Ref.1655 Serial.27番台(1971年頃製造)
Cal.1570 FF58/7206 クラスプ刻印71年3期 裏蓋71年2期
付属品:箱・保証書

8本目はエクスプローラーII”Ref.1655”が登場です。
1971年頃製造の最初期個体。ダイヤル、ベゼルはMK1/MK1になります。

この個体の魅力は何と言っても僅か1年程度しか流通されていないMK1ベゼルが
装備された最初期個体という点です。

個体の状態が抜群に良く、整合性も取れて、
尚且つご覧の付属品が揃っているというコレクターズアイテムでございました。

最初期個体で、保証書、クロノメーター証明書とダブルで
揃っている個体はなかなか出会えません。

ブレスは年代一致のリベットブレスが装備されており、
これまたカッコ良かったな~。。

ため息が出る程カッコイイ超絶個体で、尚且つ付属品も完品レベルという
最強コレクターズアイテムでございました!

No9.
デイトナ』「Ref.6265」黒文字 MK1

ロレックス デイトナ MK1 オールトリチウム
Ref.6265 Serial.27番(1971年頃製造)
Cal.727 7205/FF60 クラスプコード 71.4
付属品:本体のみ

9本目は手巻きデイトナ/Ref.6265になります。
ダイヤルバリエーションが豊富な第三世代の手巻きデイトナですが、
この個体は最初期の表記無しMK1ダイヤルの個体です。

MK1ダイヤルはRef.6263/5の中でも出回りが少なく、
大変希少なダイヤルでございます。

特にこちらの個体は人気のブラックダイヤルという点が魅力的でしたね!!

ダイヤルコンディションは抜群に良く、
MK1プッシャー等、パーツの整合性もしっかりとれた希少個体でございました。

MK1ダイヤルで価格はそれなりに高くなりますが、
それでもコンディションが良い整った個体は需要を感じますね~。

クラシカルな雰囲気がたまらなくカッコイイ逸品でございました!!

No10.
ミルガウス』「Ref.1019

ロレックス ミルガウス オールトリチウム
Ref.1019 Serial.26番(1971年頃製造)
付属品:箱・保証書(1972年4月印)
Cal.1580 FF280/7836 クラスプ刻印 70.4 裏蓋 68.3

さて!!ラスト10本目はヴィンテージミルガウスの”Ref.1019”でございます。

オリジナルのブラックダイヤル自体、なかなかお目にかかる事ができないモデルですが、
この個体は中でも滅多に見る事ができない初期型のブラックダイヤルになります。

初期ブラックダイヤルの特徴は0.2秒刻みの細かい目盛りやシルバーレターですね!!
ブラックダイヤルにシルバーレターの組み合わせが最高にカッコイイモデルです!
状態も非常に良く、整合性もばっちりとれた素晴らしい個体でした!!

箱・保証書も付属した正しくコレクターズアイテムと言える逸品。
このような希少モデルを放出していただいた超絶コレクターのお客様に感謝です!

No11.
『デイデイト』「Ref.18389」コーラル

ロレックス デイデイト コーラル
Ref.18389 Serial.E9(1990年頃製造)
Cal.3155 8385/FF55B クラスプコード O1
付属品:箱

すみません!!10本の紹介と伝えましたが、
どうしてもこのモデルを入れたかった為、今年も11本に変更させて下さい!!

本当のラスト11本目はデイデイトの超希少ダイヤル”コーラル”です!!

型番はRef.18389、ベゼル、ラグにダイヤモンドがセッティングされた、
デイデイトの中でもよりラグジュアリーな雰囲気を醸しだしたモデルでございます。

何と言ってもこの個体の魅力はコーラル(珊瑚)ダイヤルですね!!

デイデイトのストーンダイヤルは年々希少性が高まっておりますが、
コーラルダイヤルは中でも希少性が高く、海外オークションでも、
毎回高値が付く希少ダイヤルです!

そんな超希少なコーラルダイヤルですが、
実物は透明感がありそれはそれは美しい表情をしたダイヤルでしたね~。

国内では探してもほぼ見つからないに等しい美しい超希少種ダイヤルでございました!
凄まじいオーラを放った超絶モデル、とにかくヤバかったです(笑)

お問い合わせも沢山いただいた記憶に残る逸品です!!

如何でしたでしょうか?
2023年もなかなかの希少個体が揃いましたね~。

まだまだご紹介したかったモデルは多々ありましたが、
今回はこのようなモデルを選ばせていただきました。

最後にこのような逸品を取り扱わせていただき、
改めて感謝でございます。

希少モデルをお持ちのお客様、是非ご売却を検討される際は、
お気軽にお問い合わせください。
できる限りの評価をさせていただきます!

最後に

皆様、本年も大変お世話になりました!

いつも温かいお言葉をいただき本当に有難うございます。

2024年も皆様が一生使える逸品をご紹介できるように、一生懸命努めて参りたいと思います。皆様、当ブログを要チェックでお願い致します!

2024年は、1月4日(木)より営業を開始致します!
(営業時間11:00~21:00)

では皆様、
良いお年をお迎えくださいませ!!

この記事の執筆者
金子剛
コミット銀座 鑑定士 (時計鑑定歴15年) 2020年よりエグゼクティブ・アドバイザー就任。 腕時計の知識、相場観には定評があり、特にヴィンテージロレックスのマニア気質が高い。 現在、ヴィンテージロレックスに特化したサイト、CVWD.JPを制作。
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