アクアノートの第1世代には2つのメンズサイズが存在しますが、小さいほう(ミディアム)が5066、大きい方(ラージ)が5065であります。
これら2つには、ブレスレットモデルが用意されており、5066のそれが5066/1Aであります。
2019年春頃まで、5065と5066の相場はいずれも240万円前後と、「そこまで変わらない」という様子でしたが、2019年5月から5065/1Aが目立った上昇。5065/1Aは同年9月には440万円台に達したわけです。
その一方で、5066/1Aは長らく動かず、2020年9月時点でも約239万円で購入可能でした。
そんな5066/1Aでありますが、2020年12月からは「目立った値動き」をするように変化。12月に298万円となっていたわけですが、2021年9月には438万円に到達。一気に高くなったのです。
その後も5066/1Aの上昇は止まらず、2022年2月には678万円という水準にまで達していました。
しかし、その後は値下がり傾向となり、2023年2月には555万円という状態。
そして、今にかけても5066/1Aは値下がりしており、現在水準は498万円となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年2月 の安値 |
2024年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
アクアノート 5066/1A-001 |
中古 | 0年 11ヶ月 |
¥5,550,000 | ¥4,980,000 | -570,000 | 89.73% |
5066/1Aは、2022年2月以降、2年近くに渡って500万円以上という水準が続いていたため、今回の500万円割れという状態は、「久々」だといえ、不思議と安く感じてしまいます。
もちろん、5066/1Aの現在水準は2020年以前と比較すると「だいぶ高い」わけですが、それでも昨今のSSラグスポに対する評価を考慮すると、お得感があると筆者は個人的に思いました。