このところ、“上がった”と思ったら、安価な個体が出てくるなど、「分かりづらい」といえるノーチラスの相場。
ただ、年明けの今、その様子は「上昇に向かっているかも?」と、捉えることができる様子が見られます。
例えば、現在5711/1Aの青文字盤については『-001』が1700万円、『-010』が1870万円といった状態。いずれも1700万円以上となっています。
そして、5712/1A-001も、それに匹敵する様子が見られ、現在水準は約1660万円。前回お伝えした、2023年4月水準に対して110万円ほどの上昇となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年4月 の安値 |
2024年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
ノーチラス 5712/1A-001 |
中古 | 0年 9ヶ月 |
¥15,500,000 | ¥16,607,000 | 1,107,000 | 107.14% |
5711/1A青文字盤や、この5712/1A-001といえば、2021年、2022年と「年始に目立った上昇」という動きがありました。
しかしながら、昨年2023年については、そういった動きがなく、3月頃に至っては「2021年春水準以下」という状態が見られたほどでした。
今のところ、2024年の動きがどうなるのかまだ分かりませんが、今の5712/1A-001の様子は気になるところだと思います。
というのも、2022年春の場合、5712/1A-001はいち早く上昇。2021年12月時点で「目立った動き」となっており、2022年1月には2度“分かりやすく上昇”となった経緯があります。
そういったことから、5712/1A-001の動きが気になるといえるわけですが、今現在の様子を見る限り、筆者は「パテックフィリップは上昇気味なのではないか?」と感じている次第であります。もちろん、これは筆者個人的な「読み」であるため、今後の動きは「まったく違う結果」となるかもしれません。