昨年の3月に一斉モデルチェンジが発表されたデイトナでありますが、その新作が市場に流通し始めたのは11月下旬頃のことでした。
そして、それら新作が市場に出たタイミングで、なぜだか旧型は値下がり。この20年以上に渡って「腕時計の王様」といわれるほどの存在感がある、SSデイトナ=116500LNが下がっているわけです。
さて、今回お伝えするのは、その白文字盤でありますが、前回これをお伝えしたのは昨年11月上旬。その際は約456万円となってしました。
では、2024年1月現在ではどうなっているかと、その答えは約426万円。
新型流通後というタイミングで30万円近くも値下がりしているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年11月 の安値 |
2024年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 白文字盤 116500LN |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥4,565,000 | ¥4,269,800 | -295,200 | 93.53% |
ロレックスにおいての「モデルチェンジ」は、“生産終了となった旧型が値上がりする”という現象が起こるイメージがあるといえます。
もちろん、今回の116500LNのように“モデルチェンジ時に値上がりしなかった”という事例もあるわけで、実際、116500LNが出た際、その1つ前の116520は“全く反応しなかった”わけです。
しかしながら、2020年のサブマリーナや2021年にエクスプローラーがモデルチェンジされた際には、生産終了となった旧型が一気に上昇。
また、2021年3月頃には、「116500LNが生産終了」という噂が流れて、116500LNの相場が上昇したという過去があります。(上昇時の白文字盤記事)(下落時の記事)
そうであるにも関わらず、本当に「生産終了」となった去年においては116500LNは全く反応せず。
それどころか、新型の126500LNが市場に流通したタイミングで“下落”となっているわけです。
なお、黒文字盤については12月中旬時点で約23万円の値下がりとなっていましたが、現在ではそれよりも下落しているといえる状態。
文字盤色問わず、116500LNは“126500LNが出たタイミング”で値下がり傾向に転じ、以降それが続いているといえます。