2015年に執筆した著書「腕時計投資のすすめ」を含め、以前から筆者が「相場全体を示しているかのような動き」をすると思っているヨットマスターの16622。
前回、この16622をお伝えしたのは2023年1月。もう1年前となってしまいましたが、その際は約109万円という状態でした。
それに対して、現在水準はどうかというと108万円。
この1年でほぼ変わっていない様子となっています。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年1月 の安値 |
2024年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター 16622 |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥1,098,000 | ¥1,080,000 | -18,000 | 98.36% |
これまでに何度か、この16622を記事でお伝えしようと思ったのですが、去年の11月頃は「120万円近い様子=上昇の兆し」だったり、年末頃は「100万円近い雰囲気=値下がり」といった感じで、安定しない様子があったといえます。
実際、相場全体も11月頃までにかけて「上昇」という雰囲気があった反面、12月下旬からは「再びの下落」となっているため、16622の動きはそれなりに正しかったといえるのですが、分かりづらいと判断したため、記事では取り上げませんでした。
そして今、16622は1年前とほぼ変わりないという状態。
結局のところ、「上昇の兆し⇒下落⇒1年前と変わらず」という動きを16622はしたわけですが、これが今の「分かりづらい相場」を象徴しているのでは、と思っている次第です。
なお、後継の116622については相場が上昇している様子。現在、116622プラチナ文字盤は約170万円となっています。
2022年12月において116622プラチナ文字盤は約154万円だったため、この1年で約16万円高という変動がある状態。
ほぼ同じ見た目の両者ですが、16622は1年前とほぼ変わらず、現在でも110万円以下で購入可能となっているのです。