長らく、「ブランド力も品質も良いのに中古相場が安価」となっていたブランパンですが、2019年頃から徐々に値動きするように変化。また、2022年頃からは結構な上昇となっているケースが目立っています。
このトリロジーフィルティファゾムスの2200-1130-71は、1997年に出たトリロジーシリーズの“3針ダイバーズ”枠を担うモデルですが、長らく40万円台といった中古相場となっていました。
キャラクター的には「ラグスポ」ともいえるこの時計ですが、40万円台という相場は激安だったといえます。
それが2022年に2200-1130-71は上昇。8月には約75万円という水準に達したのです。
そんな2200-1130-71でありますが、それから現在までにかけても値上がりが続いている状況。
現在水準は、約85万円となっており、2022年8月水準に対して10万円ほどの上昇という様子であります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年8月 の安値 |
2024年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ブランパン
トリロジー フィフティファゾムス 2200-1130-71 |
中古 | 1年 5ヶ月 |
¥753,230 | ¥855,800 | 102,570 | 113.62% |
2200-1130-71は、2022年2月3月といった時期に急上昇した経緯がないため、現在の約85万円という水準は、過去最高値といって差し支えないないといえます。
ちなみに、筆者は、この2200-1130-71が現行だったころから興味を持っていたのですが、2002年当時の新品実勢価格は45万円程度だったと記憶しています。
2002年から15年以上「相場が変わらない」状態が続いていた2200-1130-71は、2022年という年を境目に、大きく動く動くようになったわけです。