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現在相場考察

2022年5月水準との比較でも上昇、デイトジャスト16234青文字盤

2024年1月24日更新
ロレックスのデイトジャスト16234について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年5月の安値と2024年1月の安値を比較し現在相場を考察。この1年8ヶ月での変動は¥67,100だった。

デイトジャスト 青文字盤ローマン 16234についての考察(2024年1月)

先日、1623370万円以上に達したことをお伝えしましたが、16234もそれに近い水準に達している様子があります。

1623316234、そのどちらもコンビモデルなのですが、16233がブレスレットまでコンビである一方、この16234はベゼルのみがWGという仕様。

そのため、16233のほうが高くて当たり前といえるのですが、中古相場では16234との相場差はそこまで大きくない傾向があります。

なお、記事では16234の青文字盤(ローマン)を追っていますが、こちらは前回お伝えした2022年5月時点で約71万円といった水準。その時点で70万円超えとなっていたのです。

では、そんな青文字盤ローマンの現在水準はどうなっているかというと、その答えは約78万円

しっかりと上昇している様子があります。

本記事で参考とした中古腕時計

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ロレックス ROLEX デイトジャスト 16234 U番 ブルー ステンレススチール、ホワイトゴールド 腕時計 メンズ 中古

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年5月
の安値
2024年1月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトジャスト
青文字盤ローマン
16234
中古 1年
8ヶ月
¥713,900 ¥781,000 67,100 109.40%

この16234青文字盤は、2022年5月水準との比較でも上昇となっているわけですが、こういった値動きは、スポーツモデルなどとは一線を画すといえます。

スポーツモデルの多くは、2022年5月頃と比べると、現在水準のほうが安いケースが当たり前。例えば、デイトナ116500LN黒文字盤は、2022年6月において429万円となっていましたが、現在水準は約387万円であります。

それに対して、この16234青文字盤は、2022年5月水準が約71万円であるのに対し、現在水準は約78万円

2022年5月との比較でもしっかり上昇しているわけです。

これまでの常識では、スポーツ系だけが上昇するといった印象があったかもしれませんが、2022年5月⇒2024年1月という期間では、これまで“動かない”という印象だった「5桁世代のデイトジャスト」が動くという、“大穴”的な結果になったといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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