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現在相場考察

2009年から高くなっていない、ブランパンフライバッククロノグラフ

2016年10月24日更新
ブランパンの2185F-1130-71について斉藤由貴生が執筆。本記事では2016年9月の安値(楽天)と2016年10月の安値(楽天)を比較し現在相場を考察。この0年1ヶ月での変動は¥-32,400だった。

レマン フライバッククロノグラフ 2185F-1130-71についての考察(2016年10月)

最近は腕時計が全体的に高いという印象があり、どの時計を買っても以前より値上がりしているのではないかという気分になってしまいがちです。

しかし、このブランパン。前にもお買い得腕時計としてお伝えしましたが、その時点よりさらに値下がりして、現在は30万円台後半という値段。

これ、なんと2009年とたった8640円しか変わらない価格なのです。

ブランパン レマン¥271,216〜¥5,170,000(2024年11月21日現在)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2016年9月
の安値(楽天)
2016年10月
の安値(楽天)
変動額 残価率
ブランパン
レマン
フライバッククロノグラフ
2185F-1130-71
中古 0年
1ヶ月
¥419,040 ¥386,640 -32,400 92.27%

2009年に30万円台後半でどのような腕時計が買えたかというと、

ロレックスでは、

が購入可能。

しかし今では、青サブは60万円台後半ミルガウス50万円以上出さないと買うことができません。

つまり当時30万円台後半だったロレックスは当たり前のように10万円以上の値上がりをしているのです。

ちなみに、サブマリーナノンデイトやエクスプローラなどは30万円台後半以下。エクスプローラを除き、どれも今では30万円台後半という価格で購入することはできません。

そして、その2009年より相場が全く変わっていないのがこのブランパンのフライバッククロノグラフ。

この時計、当時のロレックスではサブマリーナだとコンビ以上、ステンレスだと出たばかりのミルガウスと同価格という評価がなされていたとおり、かなり高級な部類の腕時計です。

まずフライバックという機能が付いたクロノグラフは高級機種の代名詞的存在であり、基本的には定価100万円クラスの腕時計専用という感じです。

通常のクロノグラフだと、オメガの自動巻クロノグラフのように新品10万円台で売られていたものも多々ありますが、フライバッククロノグラフとなるとその価格帯で入手することができない高嶺の花なのです。

ですからこのブランパン定価は当然100万円以上

そして、この時計、仕上げも定価に負けないぐらい素晴らしい物となっています。

この動画を見ればその状態がよく分かることでしょう。

この時計、

  • 38mmというサイズ
  • 質感の良いステンレスブレスレット
  • 100m防水

という内容は普段使いするのにうってつけの1本。

よって、今ロレックス的な腕時計が欲しいけれど割高と感じている方、このブランパンのフライバッククロノグラフは非常にオススメです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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