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現在相場考察

2針のクオーツという使いやすさ、オーデマピゲロイヤルオーククオーツ

2016年10月31日更新
オーデマピゲのロイヤルオークについて斉藤由貴生が執筆。本記事ではとを比較し現在相場を考察。このでの変動は¥0だった。

についての考察()

ロイヤルオークというと三雲ブランドの超高級スポーツウォッチという印象。この特徴的なデザインの腕時計を買うためにはなんとなく100万円ぐらいはしそうだと思ったら、実は30万円台後半でも手に入るのです。

それがこのクオーツモデル

オーデマピゲ ロイヤルオーク(現在参考の腕時計がありません)

ノーチラスアクアノートでもクオーツが比較的安いようにロイヤルオークでもクオーツ搭載モデルは安く買うことが出来ます。

30万円台後半で今何が買えるかといったら、ロレックスだとエクスプローラかエクスプローラ2ぐらい。

その価格でロイヤルオークを買うことができるなんて、一見なかなか良い選択のようにも思えます。

しかしこの時計、同じ時期でも個体によって価格がばらばらで、相場をつかむのがかなり難しい時計なのです。

上記の固体は37万8000円という価格ですが、50万円台で売られていることもあれば30万円以下という場合もあるのです。

よって、上記の固体、モノの状態を考慮すると30万円台後半という額はかなり妥当に感じますが、他の時計と異なりかなり売りづらいという懸念が残ります。

ただ、それでも2針のクオーツは、チッチッというクオーツ特有の針の動きを見ること無く使えますし、ブレスレットで33mmというサイズは非常に使い勝手も良いでしょう。

まして、デザインはロイヤルオークの王道的なモノであり、所有満足感はそこそこ高めだと予測できます。

ということでこの時計、売ることを前提とせず、安くロイヤルオークを買うなら考慮することになると思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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