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現在相場考察

約526万円の値下がり、ノーチラス3800/1J青文字盤

2024年2月6日更新
パテックフィリップのノーチラスについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年3月の安値と2024年2月の安値を比較し現在相場を考察。この1年11ヶ月での変動は¥-5,264,000だった。

ノーチラス 青文字盤 3800/1Jについての考察(2024年2月)

3800世代ノーチラスのK18モデルである3800/1J。これには、青文字盤や金文字盤などが存在しますが、青文字盤は2022年3月において約1509万円となっていました。

この3800/1J、リーマンショック後に130万円程度で購入可能だったわけですが、1500万円台という水準は「当時の10倍以上」といった状態でした。

そんな3800/1J青文字盤でありますが、現在水準は約983万円といった様子。

2022年3月水準に対して、約526万円の値下がりとなっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年3月
の安値
2024年2月
の安値
変動額 残価率
パテックフィリップ
ノーチラス
青文字盤
3800/1J
中古 1年
11ヶ月
¥15,096,000 ¥9,832,000 -5,264,000 65.13%

2022年の2月3月といえば、多くのモデルが「急上昇」となっていたわけですが、今ではそれから2年が経過したといえます。

この2年の間、「2022年2月頃を上回る」ということはなかったわけで、この3800/1Jのように、今でも2022年春頃との比較での残価率が約65%となっている事例が珍しくありません。

ただ、この3800/1J青文字盤については、この時計のキャラクターを考えると、1000万円以下という水準は、なんだかお得感があるようにも感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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