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現在相場考察

今勢いがある状態、サブマリーナ116613GLN

2024年2月7日更新
ロレックスのサブマリーナー116613GLNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年7月の安値と2024年2月の安値を比較し現在相場を考察。この2年7ヶ月での変動は¥898,000だった。

サブマリーナ 116613GLNについての考察(2024年2月)

2022年2月3月といった時期に、多くのモデルが急上昇。しかしその後、それらは値下がりしたため、今では「2022年2月頃が最高値」といった状態になっているモデルが珍しくありません。

しかし、このサブマリーナの116613GLNの場合、2022年2月といった時期よりも現在水準のほうが高値

この116613GLNは、2022年3月において250万円台といった様子でしたが、現在水準は270万円台となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年7月
の安値
2024年2月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
116613GLN
中古 2年
7ヶ月
¥1,850,000 ¥2,748,000 898,000 148.54%

116613GLNは、116世代のダイヤ文字盤のサブマリーナ。ダイヤ文字盤といえば、青文字盤の印象がありますが、黒文字盤もランナップされていました。

この116世代のダイヤ文字盤は、2008年にK18から順次登場したものの、2013年頃に廃止。

当時のロレックスとしては、短命モデルだといえるため、いずれも中古相場が高値という傾向があります。

ただ、K18よりもコンビのほうが高値となっている傾向があり、“通常文字盤”対“ダイヤ文字盤”の差は、コンビのほうが離れているといえます。

そして、この116613GLNについては、2023年から特に伸びており、今ではボトム価格が約274万円といったところ。

昨年11月には、一時290万円台といった様子もあったため、116613GLN“今勢いがある状態”だといえるのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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